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> ザ・テキサス・ブルース(追悼・ゲイトマウス・ブラウン)
ニューオリンズのブルース・マン、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウンが2005年9月10日に亡くなりました。テキサス州は、ハリケーン・カトリーナが上陸、被害も想像を絶するほどで、日本でもニュース映像がたびたび放映されていたのでご存知の方も多いでしょう。その時のハリケーンで、彼は家をすべて失ってしまったそうです。昨年に彼は肺がんと診察されており、この被害のために生きる意志をなくしてしまったのではないかと、彼のメンバーのキーボーディストの、ジョー・クラウンは推測されています。ブルースのみならず、R&B、 カントリー、 ケイジャン、 ジャズなど幅広いジャンルの影響を取り入れ、またその個性的な奏法とギターのみならずフィドルも名手というユニークさで根強い人気を博していました。本ページでは急遽ゲイトマウス・ブラウンの名作と、彼の影響を感じられるアルバムを振り返ってみたいと思います。ゲイトマウス未経験者もこの機会にぜひ。きっとくせになるとおもいます。なお、できるだけ日本盤で入手しやすいものをセレクトしましたが、一部輸入盤のみのものもあります。
■ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン『ブルース・エイント・ナッシング〜ベスト・オブ・ジャンピン・ゲイト』
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寂しいことに現在国内盤で入手可能なゲイトマウス・ブラウンのCDはP-VINEからリリースされている2枚のベストのみで、他のアルバムはすべて廃盤か品切れになっている。この2枚のコンピレーションは、70年代にフランスのレーベル、ブラック&ブルーに残した5枚のアルバムからセレクトしたもの。本作は歌入りのストレート・ブルース中心の選曲になっている。まず初めて聴いてみたいなら、これがおすすめ。
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■ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン『ホット・クラブ・ドライヴ〜ベスト・オブ・スウィンギン・ゲイト』
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上記同様70年代にフランスのレーベル、ブラック&ブルーに残した5枚のアルバムからセレクトしたもの。本作はインストを中心に、スウィンギーでジャジーなナンバーが中心となっている。いきなりブルースはちょっとという人ならばこちらのほうが聴きやすいかもしれない。
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■ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン『SAN ANTONIO BALLBUSTER』
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1949年から59年まで初期のゲイトマウスの音源を聴くことができる。「She Walked Right In」「Okie Dokie Stomp」など、攻撃的で勢いを感じさせてくれるギターを聴くことができる。ストレートなブルース中心で、フィドルはまだ使用してない。
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■ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン『BLACKJACK』
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個人的には一番好きなアルバム。70年代には、ヨーロッパでアルバムをリリースしていたゲイトマウスのアメリカ・レコーディング第一弾。フィドル、マンドリンも使用、またペダル・スティールやドブロをプレイするドン・ブザードも参加していて、ブルースというよりカントリーやスウィング色が濃いアルバム。ジャズ、ケイジャン、ウエスタン・スウィングなどルーツ・ミュージックの宝庫。フルート、フリューゲル・ホルン、トランペットと吹き分けるボビー・カンポのサポートもよい。
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■ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン『THE BLUES OF CLARENCE "GATEMOUTH" BROWN』
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指でなでるような個性的なピッキングやエレキなのにカポを使用するというユニークな奏法は是非ビデオでみてみたいもの。というわけで、ビデオを1本紹介。ニューオリンズの、メイプル・リーフでのライブ映像で、ホーン・セクションが加わったゴージャスな編成でのライヴ。ギター、ヴォーカル、フィドルを楽しそうにスウィング感満点にプレイ、ブルースのみならず、カントリー、ジャズ、ケイジャンなどルーツ色が濃く、充実した仕上がりになっている。なぜかフィドルの曲が多く収録されている。ほかのビデオでは、『CLARENCE "GATEMOUTH" BROWN IN CONCERT』もおすすめ。
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