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> カリフラワーズ 最新アルバム『宵のクチビル』 インタビュー
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先ごろニュー・アルバム『宵のクチビル』をリリース、
ブルージー&ソウルフルな歌世界を聴かせてくれたカリフラワーズ。
本特集は、ヴォーカル&ギターのナカムラ氏が語る最新インタビューです。
ヴォーカル、ナカムラ氏の圧倒的な歌唱力、
ブラック・ミュージックをベースにしたサウンド、
美しい日本の詞(ことば)を活かした独特の世界観の歌詞と、
唯一無二の個性を備え持ったバンドです。
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●6月に5枚目のアルバム『宵のクチビル』がリリースされましたね。前作の『SUPERFREEDOM』との大きな違いはありますか?
「ドラマーが変わったこともあり、“New・カリフラワーズ”ですね。ライヴ・アルバムにも、通常のアルバムにも無いような空気感を出せたと思います」
●レコーディングは順調に進んだんですか?
「実は、エンジニアが過労で倒れて三か月レコーディングが延期になりました(笑)。後は一日で録り終えようと思ったのですが、二日かかりました(笑)」
●そんなアクシデントを全然感じさせない仕上がりですね。ライヴ感たっぷりの雰囲気なんですがこだわりはあったんですか?
「サポートなりオーバーダブなり、現代のミュージシャンにとって当然となっているものに、敢えてアンチテーゼとして、テイク1で録り、ライヴでそのまま再現出来るというドキュメンタリズムに拘りました」
●たしかに生々しい雰囲気で、現代のアルバムというより、60年代や70年代の雰囲気が漂ったアルバムですね。
「イメージとしては、戦前の弾き語りのブルース・マンを様々な時代のバンドに連れてきて酒と女で機嫌を取りながら録った感じです。いわばボブ・ディラン等のようなミュージシャン達と同じ方法論なんですね(笑)」
●フォーク創世期の頃の雰囲気ということですね。
「われわれカリフラワーズは、様々な時代を行き来できるタイムマシンだと思っています(笑)」
●黒人音楽のおいしい所も随所にちりばめていますね。
「そうです。1800年代から1970年代の主に黒人音楽を研究して、詰め込み、作曲作詞アレンジなどを行っているので。たぶん日本でも有数の黒人音楽マニアで、レイ・チャールズのようなBADで知的でポピュラリティに満ち溢れたミュージシャンに憧れます」
●歌詞と曲とアレンジが一体となって本当に良い曲が並んでいますよね。特に歌詞が身に染みます。
「いわゆる“売る”ということとは少し違うかもしれませんが、しみじみ、本当に良いものを作っていると思います。もともとは、黒人音楽をベースに、日本語を美しい言語として乗せ“恥ずかしくない”日本人として誇れるバンドを作ろう、と結成したので」
●ライヴでも、歌っている姿がとても気持ち良さそうですよね。
「もともとライブを想定していただけに全曲気持ちいいのですが、中でも「切なくなるのは」「冷たい雨は森の中」は思いの他、ライブで特に気持ちいいですね」
●その「切なくなるのは」から、ラストの「おまけ」まで、最後まで一気にたたみこんで聴けるアルバムですね。
「そして、何度も聴けることでしょう(笑)」
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1997年、ナカムラ(Vo, Gt)を中心に結成。その後レディえりあ(TS)、大山秀樹(Tp)、G★kubo(Bs)、長久保寛之(Gt)、ピストン川原(Dr)などを加え、ルーツミュージックへの深い造詣と飽くなき敬愛をもって様々のジャンルを自由に往来し、エンターティメント性溢れるライブを全国各地で提供し続けている。現在までにアルバム5枚、コンピなど4枚のリリース、テレビ番組の挿入歌、CMソングの提供、映画「蛇イチゴ」(主演:雨上がり決死隊・宮迫博之)音楽担当、オムニバス映画「JAM FILMS・FEMALE/女神のかかと」(主演:大塚寧々)の音楽担当など、多岐に渡って精力的に活動中。
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『宵のクチビル』
(SHOUT!/RD RECORDS・2005年6月発売)
オーサカ=モノレールののレーベルSHOUT!/RE RECORDSへ移籍しての第1弾となる通算5枚目のアルバム。ファンキーなリズムの充実と、フォーキーなメロディアスな楽曲とのバランスが素晴らしい意欲作。全13曲収録。 |
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協力:カリフラワーズ、RD RECORDS
※本誌では写真入りで紹介しています