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レイ・チャールズの半生を描いた映画「Ray」は、主演のジェイミー・フォックスの名演もあって、当時のエネルギッシュなミュージック・シーンや彼のの苦悩と努力が非常に伝わってくる好作品に仕上がっています。
本特集は、ミュージカルから伝記作品まで、音楽をキー・ポイントに使った作品などを紹介します。
■ 「Ray」 監督:テイラー・ハックフォード
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05年。レイ・チャールズの半生を描いた伝記映画。マイナーなジャズ・ミュージシャンから、新しいジャンル、ソウルを誕生させ、名声を得るまでの苦悩と努力をジェイミー・フォックスの熱演している。名声の裏での苦悶の日々や彼の音楽の愛情など包みかくさず描かれている。サントラ盤『スーパー・ベスト〜オリジナル・サウンド・トラック・レイ』は選曲も良いが、17曲しか収録されていない。レイの足跡を俯瞰するならば、アトランティック時代の3枚組のベスト『ザ・バース・オブ・ソウル』、ライノ編纂の5枚組ボックス『GENIUS & SOUL : THE 50TH ANNIVERSARY COLLECTION』(写真右)などが収録曲もたっぷりとあり、資料的にも価値が高い。
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■ 「グレン・ミラー物語」 監督:アンソニー・マン
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スウィング・ジャズを代表するジャズ・ミュージシャン、グレン・ミラーの生涯を描いた53年公開の音楽自伝映画の名作。自らのオーケストラの結成、そして成功し、トップ・ミュージシャンへ仲間入りするが、第二次世界大戦が始まり戦争に巻き込まれていく。戦時中でのエピソードが出てくるが、けして重苦しい雰囲気はなく、ユーモラスにドラマは展開していき、その合間に流れるグレンの音楽が実に心地よい。音楽自伝映画の中では屈指の名作。
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■ 「ベニイ・グッドマン物語」 監督:ヴァレンタイン・デイヴィス
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グレン・ミラーと並んでスウィング・ジャズの黄金時代を築いたクラリネット・プレーヤー、ベニイ・グッドマンの半生を描いた55年公開の音楽自伝映画。クラシックの殿堂・カーネギー・ホールで史上初のジャズ・コンサートを開くまでを描いている。ジーン・クルーパ、ライオネル・ハンプトンなど有名なミュージシャンが総出演していて、音楽はスウィング・ジャズ期のヒット・パレードの様相。監督のヴァレンタインは「グレン・ミラー物語」では脚本を担当している。
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■ 「僕のスウィング」 監督:トニー・ガトリフ
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仏と独との国境沿いストラスブールのマヌーシュ(ジプシー)・コニュニティを舞台にした青春映画。04年に公開、少しずつ大人になっていく少年の、淡い恋を描いている。マヌーシュ・スウィングの名手、チャボロ・シュミットが音楽に携わり、出演もしているので、全編マヌーシュ・スウィングがフィーチャーされている。実際のライブ・シーンもあり、臨場感が素晴らしい。
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■ 「ギター弾きの恋」 監督:ウディ・アレン
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破天荒なプライベートを送っていた、ジャンゴ・ラインハルトを尊敬する天才ギタリストのエメット(架空の人物)を描いた作品。ショーン・ペン演じる天才ギタリスト、エメットはまさにジャンゴそのもののキャラクターで、吹き替えとはいえ、ショーンのギター演奏の演技も素晴らしい。全編に流れるジプシー・スウィングも心地よく、心にじんわり染みわたる傑作。
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